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ジェネリック医薬品の副作用は新薬と同じではない

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ジェネリック医薬品

 ジェネリック医薬品とは、 厚生労働省の認可を得て製造販売される、 先発医薬品(新薬)と同じ有効成分を含む医薬品のことである。 新薬成分の特許期間が満了した後、新薬と品質、効き目、安全性が同等であることを証明した後、厚生労働省の承認を得て製造・販売する医薬品のことである。
 新薬と同じ効能があり、新薬に比べて安価であることから、年々増加する医療費を抑え、医療保険制度を維持するための施策として、ジェネリック医薬品の使用が国全体として推進されている。

新薬とジェネリック医薬品の副作用は同じでない

 ジェネリック医薬品の有効成分は新薬と同じ効能を持つ必要が有ることから、新薬の有効成分と同じである。しかし、それ以外の添加物(結合剤、増量剤、着色料、甘味料、香料、保存料など )は同じではない。したがって副作用は異なるものである。 以下は、実体験したジェネリック医薬品の副作用の話である。

ロキソニンとロキソプロフェン

 鎮痛解熱薬としてロキソニンという薬がある。新型コロナのワクチン接種時の副反応で高熱や頭痛が出た場合にも、カロナールと並んで用いられる薬である。胃腸の弱い私は中高生の頃から風邪で医者にかかってロキソニンが出る場合、かならず胃粘膜を保護する薬、ムコスタ(レバミピド)を出してもらっていた。

 10年ほど前、風邪を引いて近所のクリニックに行った。数年前からかかっている先生で、一通り症状を診た後、ロキソニンのジェネリック薬品「ロキソプロフェン」と「ムコスタ」を処方してくれた。

ロキソプロフェンで胃潰瘍が出来る

 家に帰ってから昼食をすませ処方されたロキソプロフェンとムコスタを飲んだところ、胃がキリキリと痛みだした。ロキソニンで味わったことのない痛みで尋常の痛みでない。それでも痛みが他の理由かもしれないと思い夕食後にもう一度 ロキソプロフェンとムコスタを飲んでみたところ、昼食後の痛みにも増して胃が痛みだした。胃潰瘍をしたときと同じような痛みである。このようなことは新薬のロキソニンとムコスタを飲んでいたときは無かったことである。インターネットで調べたところ、ジェネリック薬品のロキソプロフェンは潰瘍を引き起こすこともあることが書かれていた。それで、処方されていた別の風邪薬PLとムコスタだけを飲むことにしたところ、胃の痛みは数日で収まっていった。

 その後、同じクリニックに行ったとき、医師にそのことを話したら、「ジェネリック医薬品や市販薬は、ごく一部の商品を除いて医療用のロキソニンとは異なる添加物が使われており、医療用のロキソニンでは生じなかった副作用があらわれるおそれがある」との説明があり、それ以降、ロキソニンを処方してくれるようになった。

副作用の出方は百人百様

 ジェネリック医薬品の有効成分は新薬の有効成分と同じであるが、それ以外の添加物は同じでなく、副作用は新薬と異なる。しかしながら、副作用の出方は人それぞれであって一様ではない。人の体質は一人ひとり違うのであり、他の多くの人に出ないからといってある人に出れば、その人にとっては無視できない副作用である。統計データはあくまでも判断の補助であり、大切なのはその人の身体に現れる反応である。

 新たな薬を飲むときは、飲んだあとの身体の変化に心を配り、変調を感じたら飲むのを止め、医師に相談することである。 薬の説明書や周囲の意見は参考にはなるが、大切なのはその人の身体の変化である。