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賢女の会話(no.5)|輸入柑橘類に使用されている防カビ剤と防カビ剤の害

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短大時代の同窓生である愛子、正子、節子、知子、信子は今日は名古屋市内にある東山公園で落ち合い、植物園を散策した後公園近くのレストランで食事をしながら休憩することとした。

今回は、輸入柑橘系に防カビ剤が使用許可されるに至った経緯、使用されている防カビ剤とその毒性について話し合った。、

東山公園散策後レストランで会食

愛子「もうすっかり秋らしくなったわね、東山公園何年ぶりかしら、紅葉がきれいだったわね」

節子「本当、銀杏の黄葉も素敵だったわね。でも東山公園だいぶ変ったわね、以前よりずっときれいに整備されて」

正子「北海道の旭山動物園に刺激を受けた面もあるのじゃないかしら」

知子「世の中の変化が早く、人が飽きっぽくなってきているから、いろいろ工夫しないと集客できないから大変だと思うわ」

正子「本当、飲食点なんかも大変だと思うわ。同じようなお店が乱立していて、昼はサービスメニューでの競争でしょう。夜お客が少ないと大変なようよ」

知子「飲食店も旅館と同じで二極化しているわね。高級なこだわりの店と、廉価なお店と」

信子「経営者は大変だと思うけど、安全な食材にこだわった店が出始めたことは喜ばしいことよね」

愛子「以前私が予約して行った、郊外にある喫茶店ね、果物もすべて国産の有機栽培無農薬のものを使っているのよ」

節子「あの『菩提樹』と言う喫茶店でしょう。素敵な喫茶店ね、食事も出来ると言うことないけれどね」

信子「あれだけの飲み物とケーキ類だけでいろいろなものを使うでしょう、それをすべてこだわって仕入れしているのだから、食事まで手を広げられないと思うわ」

愛子「私、主人とあの喫茶店に何回か行ったけれど、お店の主人と話した時に、無農薬のリンゴを手に入れるため伊那谷や奥飛騨の方まで行くこともあることを話されたことがあったわ。蜜柑は知多半島で無農薬のものが手に入るから助かるとか言ってみえたわ」

輸入柑橘類の防カビ剤

知子「そうね、輸入物の柑橘類は食べない方がいいことは多くの人が知っていると思うけれど、国産の柑橘類でも無農薬のものとなると高価になるものね」

節子「私、昨年知多の蜜柑農家で無農薬蜜柑をバケツ売りで買ってきたことがあるのだけれど、買ってきて1週間でかびが生えたのよ。家の近くのスーパーで買った蜜柑はずっと長持ちするのに」

愛子「防かび剤が塗ってないと1週間もしないうちにかびが出るそうよ。もっとも置いてある場所の気温にもよるから一概には言えないけど・・・。喫茶店『菩提樹』の主人がそう言っていたわ」

正子「米国産のグレープフルーツやレモンやオレンジなどには発ガン性のワックスが塗られているそうよ」

愛子「防かび剤を溶かしこんだ透明ワックスが水分を閉じ込めるから長い間みずみずしいわけでしょう。ワックスに溶し込んだ防かび剤が発ガン性なのよ」

知子「米国産だけじゃないわよ、チリ産レモン、南アフリカ産グレープフルーツも問題があるのよ」

節子「国が取り締まらないの」

知子「駄目よ、アメリカの圧力に屈して国が許可してしまったんだから。情けない国よね」

節子「知子どういうこと、説明してよ」

輸入柑橘類に防カビ剤が使用されるに至った経緯

知子「70年代、日本で禁止された発ガン性の農薬が米国から輸入したレモンから検出されたの。それで日本政府がすべて廃棄処分にしたのよ」

節子「当然の処置でしょう、それ」

知子「ところが米国政府が日本政府の処置に怒ったのよ。そして、その危険な農薬を使用許可するように日本政府に迫ったのよ。当時は、車や電化製品を米国に多量に輸出しており、日米経済戦争の真っただ中だったの。日本政府が米国の要求をはねた場合、米国側が日本の車や電化製品の輸入を禁止することを恐れて、その農薬の食品添加物としての使用を許可したのよ、法制化してね」

節子「国民の健康を守るべき国が、国民の健康に害のあるものの使用を許可するなんておかしいわね」

知子「更に悪いのは、米国産に認めたことから、他の国にも認めざるを得なくなり、現在世界各国からの輸入柑橘類にも使われているのよ」

節子「米国産柑橘類に使われている危険なものって何て言うの」

柑橘類に使用されている防カビ剤

知子「防かび剤としてOPP、TBZ、イマザリルという薬品がワックスに溶かして塗られているのよ。何れも発ガン性と言われているのよ」

知子「インターネットで米国の柑橘類の農家を調べると防かび剤不使用をうたっている農家は結構あるわよ。でも、搬送中にカビが出たり腐ったりするのを防ぐために、船にコンテナで積み込む前に使用するわけよ」

節子「消費者に入るまで使用した薬剤を表示するようにすればいいのにね」

愛子「本当、そうして貰いたいものだわ」

知子「先程のOPP、TBZ、イマザリル以外は使用しても表示義務がないのよ。禁止されている農薬や殺虫剤が使用されているようなうわさもあるのにね」

正子「抜き取り検査だから見つからなければいいという考えね、許せないわね。国民の健康を左右する仕事に携わるものとしてもっと意識を高く持ってもらいたいわね」

消費者にも責任

信子「でも私たち消費者にも責任があるわよ。野菜や果物を見た目で買う人が大勢いるでしょう、見た目の良い野菜や果物は、農薬や殺虫剤を使用したものが多いわけでしょう。消費者が賢くなって、見た目でなく、身体に悪いものを買わなくなれば、売る方も変わって来るわけじゃない」

節子「そういう点では、一昔前に比べて、生産者表示がされるようになって、有機農法とか無農薬とかが表示されるようになりつつあるのは喜ばしいことね」

正子「でも、まだまだ不十分ね。偽装表示も後を絶たないし、もっと国民の意識が変わっていかないとね。柑橘類だけでなく、野菜もダイオキシンや残留農薬の問題があるようだし」

節子「私達ももっと勉強して行かなければならないし、知ったことを周囲に広めていかなければならないわね」

知子「東京都をはじめいくつかの調査機関が数多くの食品に含まれる有害物質に関するデータをインターネット上で公開しているから、それを見ると何が安全で何が安全でないかなど判断する目安になるわよ」

信子「そうね、それと全国小中高等学校で農薬 (食の安全)に関する教育を実施してもらいたいわね。これだけ危険な食べ物が出回っているのだから、国の将来を担う若者たちに、若いうちから、食の大切さ、食と健康が切り離せないものであることを教えるとともに、正しい食物を選ぶ選択眼を植え付けることが大切だと思うわ」

危険な輸入食品補足

現在食品添加物として認可されているOPPやTBZはもともと農薬として登録されたものである。1970年代、当時食品添加物として認可されていないOPPが、アメリカ産オレンジから検出され、厚生労働省(当時は厚生省)はそれらの米国産柑橘類を廃棄した。これに怒ったアメリカがOPPの使用許可を日本政府に迫り(レモン戦争)、日本政府は電化製品や車の輸出で発生した米国との貿易摩擦を解消するため食品添加物として認可し、大量の米国産柑橘類が輸入されることとなった。

・OPP(オルトフェニルフェノール)
→・発ガン性、遺伝子損傷の危険性あり。浸透性が強く、皮から果肉に入り易い。
・殺菌剤として’55年に農薬登録、’69年に使用禁止されるが、‘77年レモン戦争(米国の圧力)に敗北し食品添加物として認可され、国内での使用が可能になる。
・防かび剤として輸入レモン・オレンジ・グレープフルーツで使用されている。

・TBZ(チアベンダゾール)
→・工業用防カビ剤、催奇形性、染色体異常の危険性あり。浸透性が強く、皮から果肉に入り易い。
・’72年に殺菌剤として農薬登録、米国の圧力で’78年に食品添加物として認可。
・防かび剤として輸入レモン・オレンジ・グレープフルーツ・バナナで使用

・イマザリル
→・有機塩素系の殺菌剤、肝臓障害、腎臓障害、遺伝子損傷の危険性あり。
・日本では一度も農薬、食品添加物として登録されたことが無く、もともと食品に使うことは禁じられていた。米国の圧力で’92年に当時の厚生省(宮沢内閣)が食品添加物として認可した。
・防かび剤として輸入レモン・オレンジ・グレープフルーツ・バナナで使用

上記食品添加物の他、輸入野菜では検疫不合格とならないよう猛毒の臭化メチルと青酸ガスが噴射されている(薫蒸処理)。

・臭化メチル自体は揮発性であるためガス化するから問題ないとされているが、野菜に含まれる水分、脂質、タンパク質と反応して臭素化合物を作り、体内に摂取される可能性がある。臭素の長期摂取は体に湿疹、失神することや、精神機能障害を引き起こすことも指摘されている。輸入果物・小麦粉・紅茶・ウーロン茶などからも残留臭素が検出されている。また、日本国内でもネギをはじめ多くの野菜栽培で利用されている。

・青酸ガスはナチスドイツがユダヤ人大量虐殺に使用したことで知られるものであり、殺虫剤に分類される。ネギ栽培に使われるクロルピクリンと同様、「化学兵器禁止法」による第二種指定毒性物質。空気に触れると二酸化炭素と反応して次第に毒性が低下し、時間が経てば無毒化するので野菜果物に残留することは無いとされる。薫蒸作業中に死者・中毒者が出ている。

  • 防かび剤の食品添加物(OPP、DP、TBZ、イマザリル)以外のポストハーベスト農薬、殺虫剤などについては現在表示の義務がなく、国民健康上問題のある薬品が使用されていても確認出来ない状況にあり、早急に表示を義務付ける必要がある。
  • 中国産の冷凍ホウレンソウから基準値を超えるクロルピリホス(有機リン酸系殺虫剤)が検出されたことがあるが、冷凍ホウレンソウは加工されて乳児の離乳食に使用されており、子供のアトピー性皮膚炎急増と関係があるのではないかと疑われている。
  • 輸入りんごはジュース、デミグラスソース、カレーの固形ルウ、焼肉のタレなどの加工食品に利用されている。加工食品やレトルト食品には輸入野菜も利用されているが産地表示がされていないことに問題がある。
  • 外食産業の輸入野菜への依存度は高い。店で使う農産物の産地表示がないことにも問題がある。

 

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