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三密とは?|三密は一体であってこそ効果のあるもの

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令和のコロナ禍における3密

 3密(3つの密)とは、コロナ禍の日本において、新型コロナ感染を防ぐ対策として密閉、密集、密接の3つを避けることが有効であることから、避けるべき3つを名付けて命名されたもの。すなわち3蜜と言えば、令和の現在は大人から子供まで、 密閉、密集、密接 と言うでしょう。

本来の「三密」の意味は

 本来の「三密」と言う言葉は、仏教用語であり、人が祈るときの姿勢(身)、唱で唱えること(口)、心で願うこと(意)の三つを指しています。従って、三密と言えば、身口意(しんくい)を意味しているのです。

身口意の解説

身(しん)

 祈るときの姿勢、座り方と手で作る印を言います。座り方(坐法)では、結跏趺坐、半跏趺坐、正座などがあり、印には金剛合掌、虚心合掌、蓮華合掌、独鈷印などがあります。
 座法は、謙虚な姿勢で神仏に祈る気持ちであれば、どの座法でなければならないということはありませんが、印は神仏や自分の心の状態によって変化するもので、それぞれの印に意味があるとされています。

口(く)

 念誦、すなわち口で唱えることを言います。真言を唱えたり、神仏の名号を唱えたりすることが三密の 口に属します。 唱え方には、大声を出して唱える唱声法、小声で唱える蓮華法、声に出さず舌先を動かす程度で行う金剛法、声も出さず舌先も動かさず心で念ずるだけの三昧法という方法があり、 唱声法 から三昧法へと修行の進展とともに変化していくものです。
 また、仏教に限らず、神道で祝詞や祓詞をあげたり、行者が呪文をあげたりすることも三密の口に属します。

意(い)

 念仏、すなわち心で神仏を念ずることです。念仏の仏は、阿弥陀如来であったり、釈迦如来や、観自在菩薩(観世音菩薩)であったりしますが、念誦の対象の神仏を心で念ずることが意に属します。

三密一体

 三密は身口意の三つに区分されますが、全体的には一つであり、手に印を結び、口に真言を唱え、心に仏を念ずるという相が、三密一体となってあらわれなければならないとされています。すなわち、身口意の三つが一体となって初めて結果があらわれると説かれています。