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椎葉移流(シーハイル)

安心な生活の知恵

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歩きスマホは人間が本来持っている力を萎えさせる

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人間が本来持っている力

 ここで言う人間が本来持っている力とは、お金を稼ぐ力や出世するための力ではなく、人間が生物として生きるために本源的に持っている力を言う。すなわち、周囲に存在する危険を察知する力や、生を全うするまでボケることなく自らの判断で生きることの出来る力を言うものとする。

非科学的独善的見解

 本記事の内容は、現時点では科学的根拠はなく、私自身の人生で学んだり体験したことに基づき、おそらくそうであろり、いずれ実証されるであろうと思っていることを書いたものである。独断と偏見によるものとも言えるが、研究対象とする価値の有るものと思っている。本記事は、一個人の非科学的かつ独善的見解であることを了とされた上で、興味のある方に目を通して頂ければと思う次第である。

人間が生物として生きるために本源的に持っている力とは何か

周囲に存在するいろいろな形の危険を察知する力

 人間も地球上に生息する動物の一種であり、他の動物と同様、本源的に持っている力として、周囲からの危険を察知する力を持っているのは当然である。人間が他の動物とは異なり、知能を有し、文化を共有し人類社会を形造って来たとはいえ、一人一人の人間の周りに危険が満ちていることは否定できない。交通事故、テロ、凶悪犯との遭遇、飛翔物の落下等、いろいろな形の危険が満ち満ちている。

 このような周囲の危険を察知するため、人間は五感を備えている。五感とは、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚の五つの感覚のことである。すなわち、目で見ること、耳で聞くこと、舌で味わうこと、身体で触って判断すること、匂いを嗅ぐことにより、対象物を判断することである。この五感のうち、外界の情報を最も多く取り入れられるのが目すなわち視覚による認識であり、周囲に有る危険を察知するのに目は欠かせない感覚器官である。また、食べて身体に悪いものを舌で見分けることも味覚による危険察知の方法である。

 このように、周囲に存在する危険をいち早く察知するためには、五感をフルに活用する必要がある。 人間以外の動物では生死の分かれ目となるため、五感を集中して周囲の危険を察知するようにしているが、人間は法律や社会規範で守られているため、この感覚をさほど研ぎ澄まさなくても、生死の岐路に立つ事は稀である。しかし、緊急事態にいつ遭遇するかは予測できるものでなく、人間においても危険をいち早く察知することは、他の動物同様大切なことである。

目的・目標の一点に対して集中する力

 対象の一点に心を集中することは、何においても必要なことである。車の運転、危険作業、将棋や碁などの勝負事、スポーツの試合、学業や研究、あらゆることにおいて必要な能力であり、一般的に集中力と言われているものである。この集中力も訓練によって高められる能力の一つである。

 ミクロン (千分の一ミリ) レベルで、指で握ったピンセットの先端を動かすことも、訓練によって可能になる。これは、ICチップ上の電極とリードとを結合する直径30μm(髪の毛の3分の1の太さ)のAu線とICチップの電極との結合強度を測定するとき行う作業であるが、実際に体験し、人の能力の訓練によって高められるレベルには驚くばかりであった。この集中力も使わなければ高めることが出来ないのは勿論、退化することは言うまでもない。

三密(身口意)の一致

 三密(さんみつ)とは仏教の極意の一つである。人間の三つの行為である身・口・意(しんくい)、すなわち、身体動作、ことば、意識の三つを三密と言う。

 この身口意を正しく一致させた善なる行為は、善行として来世に持ち越すことが出来るとされている。身口意が悪い面で一致した場合は、来世に悪業を持ち越すことになるわけである。

 身口意の三つが一致しない場合の動きは来世の果につながらず、お金や地位で成功したような人生であっても、良い来世に繋がらない儚い人生を終えたことになりかねない。人の行為のうちに三密一致した利他精神による行為があるなどした場合は、善業として来世に好影響を及ぼすものとされている。

ながらスマホの問題

意識対象が二つ以上

 ながらスマホは、現実的な問題として、自らの危険を招来するばかりでなく、周囲を危険にさらす行為であることは明らかであるが、三密の極意の視点にたてば、身口意の不一致どころか、三密の一つ意においてさえ、対象が二つ以上存在しており、現世における集中力の低下のみでなく、来世に良い果をもたらすことのない空虚な行為ということになる。。

集中力低下の原因

 人間の五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、臭覚)の中で、視覚情報(目から入る情報)は外界認識において欠かすことの出来ない最重要な感覚である。ながらスマホをすることは、人間が生物として持っている、周囲に存在する危険を察知する大切な能力の対象を複数に分断し、集中力を鈍化させることになるという問題がある。